投資

貯金したら負けだ。日本人は資産について合理的に判断していない?

日本の個人金融資産の50%は預貯金・現金で、28%近くは保険である。 一方で、日本人の金融資産における株式の割合は10%に満たない。日本人は明確に株式を持たない民族なのである。その理由ははっきりしている。 株式はリスクがあると思われているからだ。 株式は言うまでもなく、元本が保証されない。また怪しげな会社に投資し、その会社が消滅してしまえば、それこそ資産そのものがゼロになる。 日本人はそういった不 […]

「投機」に資金を投じて失敗したら、それは資金の「投棄」になる

仮想通貨ビットコインは2017年の1年間で10倍になるという大暴投を繰り広げて、全世界で多くの「投資素人」が大金をはたいて相場に参入する姿があった。 日本でもコインチェックというビットコイン取引所が派手なコマーシャルを大量に流して仮想通貨取引を煽っていたのだが、このバブルは2018年に入ってから一気に弾けてしまい、現在は6700ドル台で取引されている。 ビットコインは価値があるのかないのか今もって […]

「確実ではないということだけが確実」なので予測に頼るな

2018年4月6日、仮想通貨取引所のひとつであった「ビットステーション」は幹部が顧客の仮想通貨を私的に流用していたという言語道断の行為で廃業に追いやられた。 そして同日、マネックスグループが「コインチェック」を36億円で子会社化するという発表もあった。コインチェックは1月に約580億円相当の仮想通貨を流出させて会社存続の危機に陥っていた。 仮想通貨取引所が淘汰されているのだが、同時に仮想通貨市場も […]

仮想通貨市場は阿鼻叫喚の大暴落に見舞われて人々は去った

2017年に凄まじい暴騰を見せたビットコインは、2018年初頭から阿鼻叫喚の大暴落に見舞われて現在も価格は低迷したままだ。 ビットコインの市場価格の低迷が長引くにつれて人々の仮想通貨に対する関心も急激に薄れた。ブルームバーグは2018年3月15日、『インターネット上での「ビットコイン」検索件数も急減、グーグル・トレンズによれば、昨年12月の高水準から82%減っており、人々の関心も低下したことがうか […]

世界有数の金持ちカルロス・スリムが、1982年にやったこと

歴代の「世界ナンバーワンの億万長者」は1995年から2007年までずっとビル・ゲイツだった。 2008年には投資家のウォーレン・バフェットがナンバーワンとなったのだが、次の2009年には再びビル・ゲイツが世界ナンバーワンとなった。 しかし、2010年から2013年までの4年間、世界最大の資産家はメキシコのカルロス・スリム・ヘルという人物であった。 ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットはよく知られて […]

大暴落の歴史と、史上最高値を付けるニューヨーク株式市場

マネーボイスにビットコインとインターネット・バブルの相似について指摘した私の文章が掲載されている。まだ読んでいない人は読んで欲しい。(ビットコイン版「バブルの物語」いつか死ぬまで踊り続ける覚悟はあるか?=鈴木傾城) ビットコインは明確なるバブルの渦中にある。 しかし、バブルとは、どんなに警鐘が鳴らされていても大勢の人たちが熱狂的に参加する限りは止まらないものなので、このまま限界に達するまで上がり続 […]

HYIPは関わった人たちを次々と地獄に突き落としている

最近、HYIP(ハイプ)と呼ばれる高利回りの商品が出回っていて、これに学生や高齢者を中心に、次々と被害に遭って社会問題化しつつあることをWBS(ワールドビジネスサテライト)が取り上げている。 HYIPは「High Yield Investment Program」の頭文字を取ったもので、これを日本語に訳すと「高利回り投資案件」というものになる。高利回りとはどれくらいの高利回りなのか。 HYIPには […]

株式市場では、なぜいつも「大震災は買い場」になるのか?

大地震が起きて国内が混乱するような事態になると、だいたい株式市場は大きく値を下げる。しかし、大地震が株式市場に凄まじい悪影響を与えるのは当日から1週間がピークであり、その後は復旧するにつれて当初の悪影響が少しずつ消えていき、1年経てば大地震の影響は株式市場には痕跡も残っていない。 そういった意味で大地震による大暴落は「分かりやすい買い場」となることが多い。これは1995年の阪神・淡路大震災でもそう […]

日本の株式市場はいまだ1989年12月29日の頂点より半値以下

1989年12月29日は、日本経済の頂点だった。この日、日経平均は史上最高値38,915円87銭をつけて、多くの日本人が得意満面のまま正月を迎えた。あともう少しで日経平均が4万円に届くところだ。実際、1990年は4万円に乗せると豪語していた経済評論家もたくさんいた。だから、1990年はもっと株が上がって、日本は世界でナンバーワンの国になると、その当時の多くの日本人が妄想した。 一部にはこれが完全に […]