トランプが仕掛けた貿易戦争で起きる市場大暴落を歓迎せよ

トランプが仕掛けた貿易戦争で起きる市場大暴落を歓迎せよ

(この記事はメルマガにて全文を読むことができます)2018年3月22日、アメリカのドナルド・トランプ大統領は中国を対象にした制裁措置を公表し、中国からのハイテク製品など知的財産関係の輸入品について、関税を含む制裁措置に踏み切ると発表した。中国企業は、かねてからアメリカのハイテク企業の技術を盗み回っていたのは周知の事実だ。中国企業は自らの力で今の地位に成り上がったのではない。中国に進出する外国企業に対して技術移転を強要して技術を盗んでいたのだ。

そして、盗んだ技術でアマゾンやアップルやグーグルの真似をして、アリババやJDドットコムやファーウェイやバイドゥのような「猿まね」会社を作った。

それだけではない。中国は本家アメリカ企業を中国市場から締め出して、14億人に自分たちの猿まね会社のシステムや製品を使わせて成長してきた。

にも関わらず、盗人猛々しくニューヨーク証券取引所で資金集めをして、世界から集金して時価総額を膨らませている。

この現状に、トランプ大統領は「甚大な知的財産の窃盗が起きている」と言った。

知的財産の窃盗で成長したアリババやJDドットコムやファーウェイやバイドゥのような下劣極まりない会社は剽窃の代償を払わなければならないというのがトランプ大統領の考えだ。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。

「互いに血まみれになる」ことを悲観する株式市場

ハイテク産業はアメリカの成長の中核である。

だから、中国の猿まね企業はアメリカにとって「破壊の対象」であると言える。「技術の窃盗」によって成長するのは許さないということだ。

かくして制裁関税が発令し、いよいよ世界はグローバル化と逆行した「貿易戦争」の時代に入る。

中国はどうするのか。もちろん制裁には制裁で対抗する。すなわちアメリカに対して報復関税をかける。

ドナルド・トランプ大統領の発表の後、中国はすぐに「自国の権益を守るためにあらゆる必要な措置を取る」と表明し、米国からの鉄鋼や豚肉などの輸入品30億ドル相当に相互関税を課す計画を発表した。

「米国の対応は対中貿易戦争の宣戦布告だ。われわれには自動車輸入、大豆、航空機、半導体の分野で、反撃できる多くの手段がある」

アメリカはどうしたのか。今度は知的財産権侵害で中国を世界貿易機関(WTO)に提訴して、逆に制裁措置に本気の姿勢を見せた。

中国もハイテク分野を破壊されれば次世代の成長はないので、徹底抗戦するのは間違いない。

実は中国には裏の手がある。それは「中国に手を出すなら米国債を売却するぞ」というものだ。そうなると、米国債は暴落し債券の金利上昇は避けられない。

世界中で株式市場が大きな下落を見せているのは、まさに米中の貿易戦争が「互いに血まみれになる」ことを予測しているからである。

ドナルド・トランプ大統領は対中強硬派で陣容を固めており、「報復には報復で対抗する」と発言して、そう簡単に妥協するつもりはないことを表明している。中国もまた「決して座視しない。貿易戦争を恐れない」と言っている。

この大混乱で何が起きるのか。ひとつ言えることは、株式市場はこれから大混乱と調整と低迷に入ってもおかしくない局面になったということだ。

別に予測する必要はない。そうなったらそうなったで目を覚まして動き始めればいい。

株式市場の大混乱は投機家やアナリストを翻弄し、絶望させるのだが、この大混乱を待ち望んでいるのは、言うまでもないがハゲタカ投資家たちである。死屍累々たる市場で、ハゲタカとハイエナとゲリラが這い回る世界が始まる。

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