嘘も偽りない自分の「本当の性格」をとことん知ることができる方法とは?

嘘も偽りない自分の「本当の性格」をとことん知ることができる方法とは?

本当の自分の姿というのは、実を言うと自分でもよく分からないものだ。本当は慎重な性格なのに、まわりの目があるから大胆に振る舞っていて、自分でも「私は大胆な性格だ」と思い込もうとしているのかもしれない。

本当は他人の言葉に動揺し、流されてしまうのに、「私は信念を貫く人間だ」と自身をひいき目に見ているかもしれない。

本当は過去の失敗をいつまでも引きずる性格なのに、「自分は過去にとらわれず、未来志向で生きている」と思い込みの方を信じているのかもしれない。

本当は直感や行き当たりばったりで行動しているのに、「自分はデータを分析して最良の選択肢を選ぶ」と自分のことを考えているのかもしれない。

誰でも自分に対しての評価は甘くなる。だから、本当の自分の性格を気付かないように、自分で自分自身で偽るのである。これは自己防衛のためでもあるので、ある意味、仕方がないのかもしれない。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。

早いうちから本当の自分の姿を知っておく

自分自身が「本当は」どんな性格なのかを知ることは、自分の限界を知ることにもつながる。早いうちから本当の自分の姿を知っておくことは重要だ。そうすることによって、世の中の多くの選択肢の中から、自分にとって合う生き方、考え方、行動指針が見つかるからだ。

しかし、問題がある。

人間は自分自身を客観視できないので、本当の自分自身を一番知らないのが自分であったりする。自分で自分を偽(いつわ)る。その偽りを自分の真の姿であると信じ込んでしまう。潜在意識の中で、無意識にそうする。

そのため、自分の性格を自分で知るというのは容易ではない。

どんな精密な性格判断でも、それは分からない。なぜなら、性格判断ですらも、自分を偽って選択肢を選ぶことができるからである。

他人に聞いても分からない。それは他人はその人の前で本当のことをズケズケと言わないからだ。また、他人には他人の主観も入る。親や親友や幼馴染みですら自分の子供を正当に評価できない。人は多面な顔を持っていて、他人に見せる顔を人によって使い分けるからだ。

「自分は短絡的思考なのか、長期的思考なのか」
「自分は臆病なのか、大胆なのか」
「自分は他人の言葉に動揺するのか、しないのか」
「自分は過去を切り捨てられるのか、切り捨てられないのか」
「自分は信念があるのか、それともないのか」

誰でも、自分が思い描く自分の姿があるが、そういった虚飾をすべて剥いで、本当の自分の姿を知るのに良い方法がある。

それは、とても単純な方法であり、とても分かりやすい方法でもある。そして、良くも悪くも自分の「本音」が全開になる。その単純にして、明快な方法とは何か。

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誰にとっても大切なもの

資本主義社会に生きる私たちにとって、命の次に大切なものは何だろうか。

誰にとっても、それは「自分自身のカネ」と考えるはずだ。人間の人生は金に左右される。関心があろうがなかろうが、カネの有無で人生が変わってしまうことは誰にも否定できない事実だ。

だから、「カネ」についてだけは自分自身に嘘がつけない。本音が剥き出しになり、自分がどんな人間なのか、自分で知ることができる。

虚飾も嘘も偽りもない、本当の自分がどのような性格なのかを知りたければ、黙って「投資」や「投機」をしてみればいい。株式を買ってもいいし、FX(為替証拠金取引)をしてもいい。

その世界の中で、自分が必死になってもがいた行動がそのまま自分の「真の性格」であることが分かるはずだ。自分の損得、自分の結果は、自分の性格から起因したものなのである。

「自分は長期的視野を持っている」と思っていても、投資や投機の対象を激しく売買していたら、実は長期的視野などないも同然だ。「自分は大胆だ」と思っていても、小さく小さく賭け続ける人は実は慎重でもあり、臆病でもある。

「自分は噂や世間の風潮には騙されない」と誰もが自分をそう考える。自分がデマに踊らされやすいとなどと自己分析する人は少ない。

しかし、専門家が自分と逆のことを言っていたりすると、そのたびに動揺して自分の考えを捨ててしまうのであれば、「他人の言葉に流される」のが自分の真の性格でもある。

「自分には信念がある」と思っても、対象が暴落してしまうと慌てふためいて持ち分を処分してしまうのであれば、それは信念があるとは言えない。

黙って「投資」や「投機」をしてみれば、否が応でも自分の真の姿が分かる。そして、何年経っても、自分のそれは根本的に変えられないことを知るはずだ。

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「お仕着せ」ではうまくいかない

自分の真の姿というのは、どんなに気を付けても要所要所で必ず姿を現す。そして、それが自分の人生を決定付ける。本当に大切な局面では「地の自分」が出てくるのだ。

投資や投機でデマや噂や流言飛語に踊らされる人は、実生活でも必ずそれに踊らされる。投資や投機でここぞという局面で賭けられない人は、実生活でもここぞという局面で賭けられない。

投資や投機で行き当たりばったりな人は、実生活でも結局は行き当たりばったりになる。そういった自分の「真の姿」を、主観ではなく客観で知らしめられるのが投資や投機での行動である。

それが自分の理想とは程遠い不本意なものであったとしても、それが自分の「真の姿」なのである。逆に、もしかしたら自分自身が知らなかった大物のポテンシャルをそこに見出すかもしれない。

いずれにしてもその姿を受け入れて、そこから自分の性格の長所を活かした、考え方・生き方・行動をすることによって、無理なく生きることが可能になる。

自分の性格に合わないのに、「お仕着せ」の考え方や生き方や行動をしていても、うまく生きられない。また自分の人生で成果を出すこともできない。

他人にはうまく機能する考え方であっても、それが自分のものではないのであれば真似をしても自分を苦しめるばかりである。

今の自分の考え方や生き方が自分に合っているのかどうか、お仕着せでないのかどうかは、まずは自分の「真の性格」を知ることから始まる。そして、自分の本音や真の性格を剥き出しにして自分に突きつけたければ、投資や投機の中で、自分がどう考えて何をやったのかを見るのが一番なのである。

問題があれば改善していけばいいし、自分の性格に合わせたやり方に変えていくのもいい。いずれにせよ、己を知る人は強い。果たして、あなたの自分の「本当の嘘偽りない性格」は、どのようなものなのだろうか?(written by 鈴木傾城)

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