ハイテク市場が成長し続けるが個別企業は浮沈が激しい。どうするか?

ハイテク市場が成長し続けるが個別企業は浮沈が激しい。どうするか?

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「フェイスブック、アップル、グーグル、ネットフリックス、アマゾンに賭けていれば成功する」と人々は信じていたので、これらの企業に個別投資した投資家は多かった。

しかし上昇している時期にこれらの企業の株式を買っても、永遠に成長し続ける企業はないのだから、いずれは「平均への回帰」を味わうことになる。つまり、成長鈍化に直面し、売上が下がると株価も下がっていくという局面を味わうことになる。

「平均への回帰」というのは面白く興味深い現象だ。

「平均への回帰」とは何か。これは「データに偏りがあったとしても、いずれ平均値へと近くなる現象」を指す。統計学で使われる用語だ。

通常、人々は「平均への回帰」という現象を頭では知っているのだが、大人気の銘柄は「平均を超越している」と思うので「平均への回帰」が当てはまらないと錯覚してしまう。

つまり、誰もが夢中になっている「フェイスブック、アップル、アマゾン、グーグル、ネットフリックス」などの株式は、これからも未来永劫にずっと上がっていくのだと思い込んでしまう。

しかし、現実にはそうではない。これらも凄まじく優秀な企業も個別に見るとそれぞれ大きな問題を抱えているし、いずれはそうした問題が顕在化する。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。

高い成長と高い期待は、いつか裏切られる日がくる

フェイスブックはSNSの王者だが、欧米ではすでにユーザー数が飽和している上に、フェイクニュースの温床が糾弾されたり、個人情報の漏洩が起きたり、創業者マーク・ザッカーバーグが親中であることが問題視されるなど、企業成長に疑念を抱かせるような波乱要素は山ほどある。

アップルは「イノベーションを生み出す企業」であるがゆえに人々の期待が想定よりも高く、常に革新的であることが求められている。しかし、革新は毎年起こせるようなものではないのでいずれは失望される日がくる。

またアップル製品は妥協のない製品づくりがアイデンティティなので、常に高機能・高価格となる。そうすると、シェア争いは決定的に不利であり、いずれは安物に市場を席巻されてしまう。新しい分野を生み出す必要性もあるが、それが成功するかどうかは未知数である。

グーグルは検索エンジンで世界を独占したが、最近は中国政府におもねた偏向エンジンを開発して納入しようとしたり、セクハラ幹部に多額の退職金を支払って従業員に全世界デモを起こされたりしてすっかり輝きを失ってしまっている。

グーグルの創業者であるラリー・ペイジはすでに経営に関心を失ってしまっており、無数のプロジェクトも失敗に終わることが多い。

ネットフリックスは動画コンテンツで成り上がった企業だが、動画コンテンツというのは当たり外れが大きい上に飽きられるのも早い。しかも、ディズニーやアップルやアマゾンやグーグルのような巨大企業の挑戦を絶えず受けている。

アマゾンは天才経営者ジェフ・ベゾスが次々と大きな市場を見つけて企業の成長を促しているのだが、あまりにも買われ過ぎて少しの悪材料で株価は乱高下する宿命を負っている。

さらに利益を出さずに設備投資を増やし続けるその経営は、逆風が吹けば巨大赤字の海に転がり落ちる危険性もある。

それぞれ巨大企業であり超優秀な企業なのだが、どの企業も順風満帆というわけではない。それぞれ問題を抱えて進んでおり、その好調さを保ち続けられるのかどうかは「分からない」のである。

しかし、高い成長と高い期待はいつか裏切られる日がくるのは世の常であり、そうなると人々の熱狂は醒めて株価も平凡なものに向かっていく。つまり、「平均への回帰」がそこで起きる。

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