トルコ・リラ大暴落。ヤバい国に関わればヤバい結果になるのは常識

トルコ・リラ大暴落。ヤバい国に関わればヤバい結果になるのは常識

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生活の収支はいつも赤字で金を返すアテもない人間が「年間14%の利息をつけて返すから100万円貸してくれ」と言ったら、あなたはどうするだろうか。

「金は返ってくるどころか返してもらえなくなるかもしれない。しかし、もし約束が守られたら14%も儲かるのだから、金を貸してもいいかもしれない」と考える人もいるかもしれない。

しかし常識的に考えると、すでに金がなくて首が締まっているヤバい奴に金を貸したら戻ってこない可能性が高いので、「10%の利息と言われようが20%の利息と言われようが貸さない」という人の方が多いはずだ。

戻ってこないのを覚悟して、寄付するつもりで貸すならともかく、儲けるつもりで貸すのであれば、それは無謀なリスクであると普通は思うはずだ。

トルコの通貨リラに投資するというのは、実はそういうことでもある。

多くの日本人がトルコ・リラに金を投じたのは、「年間約14%のスワップポイントがあるから」だった。

日本の普通預金の金利が0.01%であることを考えると、年間14%というのは途方もない金利に見えるはずだ。実際、14%というのは凄まじい金利であるとしか言いようがない。

何にせよヤバい存在とは関わらないのが一番いい

トルコ・リラが年間約14%のスワップポイント(金利差調整分)になっていたのは、それだけトルコという国に信用がなかったからだ。

高金利にしないと金が集められない。だからトルコ・リラは尋常ではないスワップポイントで取引されていた。

ちなみにリラのスワップポイントが約14%だったという数字を見たら、すぐに「サラ金の法定金利と同じくらいだ」と気づかなければならない。

サラ金に金を借りに行くのは、往々にして金を返してくれるのかどうか分からない人間なのだが、トルコに投資するというのは、サラ金がヤバい客に金利15%で金を貸すのと同じ類だったのだ。

端的に言うと、トルコは「いつ吹き飛ぶのか分からない不安定な国」だから高金利だった。そう考えると、トルコ・リラへの投資は安全なものではなかったというのが分かるはずだ。

同じことはブラジルの通貨レアルにも言えるし、南アフリカの通貨ランドにも言えるし、ロシアの通貨ルーブルにも言える。高金利通貨というのは、どこも一筋縄ではいかない問題を秘めた国の通貨なのである。

経済観念のないヤバい人間には関われば関わるほどトラブルに巻き込まれる可能性が高まるのと同様に、経済的に脆弱な通貨とは関われば関わるほどトラブルに巻き込まれる。

そうであれば、「トルコ・リラに長期投資」という姿勢は明確に間違っているということに気付くはずだ。長期に関わっていいのは「成長と安定を持った素晴らしい存在」である。

何にせよ「ヤバい存在」とは関わらないのが一番いいのだが、もしどうしても関わるのであれば「刹那的な関係」に留める。それが生き延びるための掟(おきて)であると言える。

ところで「そうなのか。ではドルに投資するのが一番だ」と思うのであれば、それも間違っている。なぜか。

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