資本主義の中で、普通の人間が合法的に他人を搾取する方法がある

資本主義の中で、普通の人間が合法的に他人を搾取する方法がある

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露骨に「ホンネ」を言うと人々を当惑させるし、時には相手を怒らせることになる。

そのため、世の中は「ホンネ」をオブラートに包んで、なるべく角が立たない言葉や、優しい言葉や、学術的な言葉などに「言い換え」をする。

この「言い換え」のことを何と言うか。「きれいごと」と言う。実は「きれいごと」は世の中の実体を隠す役割もあるので、この「きれいごと」だけで意識が止まっていると、現実の正体が見えなくなってしまう危険性がある。

たとえば「資本主義」という言い方は、きれいごとの最たるものであるということを指摘する人はあまりいない。

資本主義の資本とは要するに「カネ」のことなのだから、資本主義とは「カネこそすべて」の主義だと言っているも同然なのである。本音ベースの言い方に翻訳すれば「カネこそすべて主義」である。

だから「資本主義でいく」というのは「カネこそすべての世の中にする」という意味である。

しかし、「カネこそすべて」などと言ったら、世の中の大半の人はうんざりし、そんなことを本気で思っている人を軽蔑し、そんな主義主張を信奉する人と関わりたくないと思う。


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。

剥き出しの感情を公言する人間は軽蔑されるだけ?

「カネこそすべて」とストレートな本音を言ったら、そんな主義主張は支持されることはないし、強制したとしても反発されるだけでしかない。

だから、この「カネこそすべて」の主義はオブラートに包まれた。カネは「資本」と言い換えられ、「それがすべて」は「主義」と言い換えられ「資本主義」と言い換えられた。

そう言い換えると、いかにも高尚で学術的で知的な感じがするし、抵抗感も少ないし、反発する人もほとんどいない。オブラートに包むというのは、人々に反発を持たれない有効な方法なのである。

ところで、「カネこそすべて」というストレートな言い方が支持されないので「資本主義」という言葉にオブラートに包んだという現実が分かれば、次に知らなければならないのは「誰がその必要性があったのか?」という点だ。

それは、言うまでもなく「カネこそすべて」で最も恩恵を受けている人間たちである。それは誰なのか。当然のことながら「大量にカネを持っている人間たち」に他ならない。

カネを持っている人間たちは、「カネこそすべて」の世の中になったら、自分が大量のカネを持っているのだから、その世界で最も恩恵を受けることになる。

だから、「カネこそすべて」の世の中を定着させ、その本質が見えないように「資本主義」のような「きれいごと」の言葉にオブラートに包んで、カネこそすべてとは思っていない人々を取り込んで何も考えさせないようにしている。

「カネこそすべて」と剥き出しの感情を公言する人間は軽蔑されるが、「資本主義は現代社会の要諦」みたいな言い方をする人間は学者か事業家と思われて一目置かれる。

実際のところ、同じことを言っているに過ぎないのだが、オブラートに包むとそういうことになるのである。

ところで、この「カネこそすべて=資本主義」の中では、楽して儲ける方法がいくつもある。

自分が働くのではなく、他人に働かせて労働の対価をかすめ取る方法だ。これもまた「きれいごと」で言われているので誰も本質に気づかない。それは何か?

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