資本主義では自分に才能がなくても、他人の才能を保有するのが基本だ

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資本主義社会は「カネこそすべて」を肯定する社会であると、きちんと気づかなければならない。「資本」と上品な言い方をしているのだが、資本とは「カネ」のことなのだから資本主義とは「カネ主義」なのである。

それは非常に卑しく、浅ましく、薄気味悪い主義なのだが、はっきり言って否定できない事実でもある。

「カネ主義」の何が卑しいのかというと、人間性の素晴らしさや、優しさや、思いやりや、包容力や、愛や、心の温かさよりも、「カネがあるかないか」が評価の上位に立ち、それこそが人間を推し量る尺度になってしまうことだ。

だから、どんなに冷酷で残酷で非情であっても「大金を持っている」のであれば許容され、人々が集まり、権力を持ち、恩恵を受け、世の中を楽に生きていける。

「カネがあれば楽に生きていける」というのは、カネの有無の比較論で言うと真実であると言える。ないよりもあった方が得するケースが絶対的に多いのである。

当たり前の話だが、カネがある程度あれば生きていくために働く必要がなくなる。暇つぶしや社会的使命や夢や野望の実現や自己実現のために働いてもいいのだが、「働かなくてもいい」という選択肢がそこにある。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。

本当に紛れもなく、永遠に何もしないで暮らせる?

国税庁が発表した「民間給与実態研究調査」によると、給与所得者の平均給与は415万円となっている。平均貯蓄保有世帯の中央値は1074万円。

「年間415万円の給料、1074万円の貯金」が平均であると考えて欲しい。

ただ貯金1074万円と言ってもこれは平均の中央値であり、圧倒的に多いのは「100万円未満」である。この層の割合が10%を占めている。

100万円以下の貯金であれば、貯金があると言っても非常に心許ない額であるのは間違いない。何か生活にトラブルや大きなイベントがあれば、すぐに吹き飛んでゼロに収斂していく。

では200万円や300万円くらいあれば安泰なのかと言えば、まったくそうではない。ゼロよりマシだが「300万円あるから働かないで暮らそう」というのは無謀な選択であるからだ。

首都圏で暮らしていると300万円など1年かそこらで消えていく。節約したとしても長く持たない。

つまり1年はしのげるが、1年後は貯金ゼロと化して、2年目からは働かないと家賃すらも払えなくなってしまう。下手したらホームレスと化す。

毎年毎年300万円入ってくるのであれば、慎ましく生きるなら一生働かなくてもいいかもしれないが、貯金が300万円程度では「働かない」という選択肢は取れないのである。

しかし、カネがあれば「働かない」という選択肢が取れるようになる。たとえば、1億円のカネで年間300万円の支出で生きると決断したら何年まで持つか。

「1億円÷年300万円=33.33年」と計算して「約30年くらいは持つ」と考えた人は資本主義が分かっていない。「1億円で年間300万円で生きると決断したら何年暮らせるか?」の本当の答えは「永遠」だ。

言葉のアヤで言っているのではない。本当に紛れもなく「永遠」に何もしないで暮らせるのである。

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