ビットコイン暴落で完全に死んだ人を観察するのは役に立つ

ビットコイン暴落で完全に死んだ人を観察するのは役に立つ

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仮想通貨ビットコインは、2017年にたった1年で10倍に暴騰してバブル状態と化した。そして、何度も何度も暴落しては暴騰する動きを繰り返し、荒っぽいボラティリティに多くの投機家をそこに惹きつけた。「持っているだけで朝起きたら資産が増えている」と夢見心地で話す人たちもいた。こうしたバブルに乗って「あぶく銭」をつかんだ人たちをマスコミも大きく取り上げた。

・尋常ではない相場の過熱と暴騰。
・熱狂的陶酔感に浸る人たち。
・それを取り上げて煽るマスコミ。

この3つが揃ったら、だいたいロクなことにならないのは歴史が証明している。

勘違いしてはいけないのは、仮想通貨の将来やブロックチェーンの未来がどんなに興味深いものであっても、それと相場の動きは何ら関連性もないということだ。

マネーゲームと化して暴走した相場は、もはや完全に実体の価値から浮遊した存在であり、そうなれば人々が注目するのは単に「相場が上がったか下がったか」だけしかない。

それで、どうなったのか。2018年1月16日から17日にかけて、膨れるだけ膨れ上がったバブルは弾け、ビットコインは一夜にして約40%もの下落を見ることになった。

冷静になって引き返すことができない心理状態とは

ビットコインがバブルであることは誰もが認識していた。しかし、ビットコインのバブルに踊っていた人たちは、誰も降りなかった。

なぜか。理由は単純明快だ。相場が暴騰している最中に降りたら損するからだ。

バブルに乗って利益がどんどん増えていくと、「もっと金持ちになれるかもしれない」という多幸感(ユーフォリア)が感情を支配する。このユーフォリアがワナになる。

自分ひとりでなく、大勢の人たちがユーフォリアに支配されるようになると、それが集団洗脳のように働く。

実際に自分よりもたくさん儲けた人たちもいるわけで、そうなると「この相場に乗り続ければ、自分もさらに儲けられる」と考える。

バブルになると、まわりがどんどん感化されていき、後から後から乗り出す人たちも出てくる。誰もが儲けようと目を血走らせて相場に乗り込んでくる。

マスコミも騒ぎ出し、相場に乗っている人を「先見の明があった」「バスに乗り遅れるな」と大騒ぎする。新聞の中吊り広告にも「ビットコイン暴騰」と見出しが躍り、一般紙もビットコイン特集をやり出す。

そして、女性や子供たちまでもがビットコイン相場に乗り出して大儲けするようになっていき、バブルはより巨大化していくことになる。

そうなれば、「もしかしてバブルかも」「いつか弾けるかも」と思いつつも、もはや冷静になって引き返すことができない心理に追い込まれる。

それが2017年に起きていた現象だった。そして、2018年1月16日に相場はナイアガラの滝のように転がり落ちていった。ところで、この相場で「完全に死んだ人」とは誰だったのか。

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