自分自身の判断能力が低下すると見越して生き残る方法とは

自分自身の判断能力が低下すると見越して生き残る方法とは

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高齢になればなるほど新しいものに手を出さなくなるというのは統計データを見れば一目瞭然だ。

たとえば、インターネット利用は、13歳から39歳までの層は「毎日使う」人が95%超えであるが、65歳以上69歳までの層は69.8%、70代は53.5%、80代は20.2%と、どんどん減っていく。(総務省「通信利用動向調査・平成28年版」より)

スマートフォンに関しても、20歳以上39歳までの層は90%超えになっているのだが、60歳以上は36.7%でしかない。

もちろん、世の中には常に新しいものに手を出して嬉々としている高齢層もいる。

誰よりも早くスマートフォンを買って、誰よりも早くインターネットに馴染んで、80歳を超えてもプログラミングをして国連で講演までしてしまうような人もいる。

しかし、そうした人たちは「希少種」なのだ。

統計データ的をつぶさに見ていけば、ほとんどの場合は新しいものに拒絶感を示し、受け付けず、あるいは最初から関心すらも持たない人が大多数であるのが分かる。

体感的にも、多くの人が「歳を取るにしたがって新しいものに出遅れる」という現象に気付いているはずだ。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。

未来の自分のために重要な「仕掛け」をしておく

年齢層別インターネット利用状況などを見ていると、「新しいものに出遅れる」「新しいものについていけない」「新しいものに無関心になる」というのは、50代から徐々に顕著になっていき、60代に入ると、一気に加速するのが見て取れる。

【年齢層別インターネット利用状況】

20〜29歳 98.5%
50〜59歳 91.4%
60〜64歳 76.6%
65〜69歳 68.9%
70〜79歳 48.9%
80歳以上 22.3%

インターネットというのは、1990年代以後に爆発的流行したものであり、それ以前は普通の人にはまったく馴染みがないものだった。しかし、今はこのインターネットが重要な社会的インフラとなっている。

インターネットに馴染んで損することはまったくないのだが、それでも馴染めない、使えない、そもそも関心がないというのは、明らかに「時代に出遅れている証(あかし)」として捉えられる。

20代が最先端に取り組める年代の頂点であると見ると、歳を取ればどれくらい「時代についていけなくなるのか」がこれで分かる。まとめると、このようになる。

50代では20代よりも7.2%も感度が鈍る。
60代前半では20代よりも22.2%も感度が鈍る。
60代後半では20代よりも30.1%も感度が鈍る。
70代では20代よりも50.4%も感度が鈍る
80代では20代よりも77.4%も感度が鈍る

年齢が高くなればなるほど、「時代についていけなくなる傾向」はどんどん上がっていき、70代に入るとほぼ半分が時代に取り残される。

このデータはあくまでもインターネットの利用状況から推察したものだが、高齢層になれば時代に遅れてしまうというのは、すべての分野で言えることであり、細かい数字の増減はあったとしても同じ傾向を示す。

何が言いたいのかというと、60代以後は時代の動きから取り残されていき、時代を動かしているビジネスも理解できなくなり、投資に関しても銘柄選択ができなくなり、出遅れ、場合によっては道を誤るということである。

自分は例外だと思わない方がいい。人間はいつまでも万能でいられるわけではないのだ。だから、長期投資するのであれば50代で判断能力が衰えていく自分を見越して、未来の自分のために重要な「仕掛け」をしておくべきなのだ。

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