ハイテク

1/2ページ

iPhoneのOSが「シンプルさ」よりも「複雑さ」が目立つようになってきた

システムは成功すればするほど肥大化し、複雑化していく。今まで多くのハードウェア、ソフトウェア、OS、システムはどれもそうだった。いったん軌道に乗ると、どんどん機能が付与されていき、巨大化していく。そして、ありとあらゆる機能を飲み込んで、複雑化していく。しかし、物事には限度がある。(鈴木傾城)

アップルの時価総額2兆ドル突破。「他人と違う考え方をしろ」が勢力を持つ時代に

アップルが世界最強の、いや宇宙最強の企業になったというのは、興味深い現象だ。「他人と違う考え方をしろ」というのは、奇妙な哲学であるとも言える。その哲学が時代を制したということになるのだから……。そのような目でアメリカのハイテク企業を見回すと、アップルだけでなくグーグルもフェイスブックもアマゾンも凄まじくユニークであることに気づく。(鈴木傾城)

テクノロジーに適応し、インターネットを身体に密着し、直結させた者が生き残る

こうした時代についていくには、どうしてもテクノロジーのリテラシー(読解力)が欠かせない。インターネットはすでに文明のコアな部分に組み込まれており、それはすなわちテクノロジーが支配する世界になったということなのである。社会の根幹を為すのはテクノロジーだ。ここに深いリテラシーがある人とない人の差は、そのまま情報格差となり、経済格差につながる。(鈴木傾城)

Macが独自プロセッサ「アップル・シリコン」によって新たに生まれ変わる意味

通常、メインプロセッサを変更するというのは心臓を入れ替えるような手術をするようなもので、簡単にできるような話ではない。仮に、移行に失敗すると現行のシステムが動かなくなる上に、ユーザーの信用もサードパーティーの信用も失って一気に凋落する要因と化す。ところが、アップルは、その長い歴史の中で、「68K」「PowerPC」「Intel」と三度に渡ってCPUを変更しており、そのたびに移行を成功させてきたとい […]

クラウド関連銘柄の上昇。コロナがより時代をデジタルファーストに加速させた

すでにクラウドでは大手が大手同士で苛烈な価格競争を行っているので、巨大なスケーラビリティを持った企業でないと太刀打ちできない領地になっている。だから、グーグル、アップル、マイクロソフト、アマゾンの4大巨頭は互いに競争しながらも4社独占の世界になろうとしている。クラウドと言えば、他にもIBMやオラクルやアドビ等も独自のクラウドを用意しているのだが、スケールや質で言えば先頭にいる4大巨頭に敵わない。( […]

「5G」をベースにした動画中心の社会に入っていくという未来が見えてきている

今、人々は新型コロナウイルスの混乱に目を奪われていて、社会の片隅でイノベーションが広がっていることにまだ気づいていない。新型コロナウイルスがウェブ会議システムなどの動画によるビジネス変革を加速させているのだが、別に新型コロナの問題がなくても、時代はこちらに進むのは必然だった。「5G」が浸透していくからだ。(鈴木傾城)

イノベーションを駆使できる側の人間が、それをできない人間を支配する構図に

今の社会は体力や獰猛さに最適化された人間や組織が勝ち残るわけではない。社会は限りなく複雑化し、高度化し、ハイテク化している。その傾向は凄まじい勢いで進んでいる。今の社会に適応するというのは、複雑化した社会の仕組みを俯瞰して理解することができる能力を持ち、イノベーションが進む社会に完全に適応できることを指す。(鈴木傾城)

世界を支配するのは、100%の確率で「アメリカの超巨大ハイテク企業」である

音楽や映像の分野は、もうすでに「アメリカの超巨大ハイテク企業」が飲み込んだ。新聞も出版の分野も「アメリカの超巨大ハイテク企業」が飲み込んだ。時計業界も飲み込まれた。医療業界も自動車業界も飲み込まれつつある。「アメリカの超巨大ハイテク企業」は、今後もありとあらゆる業界を取り込んでいき、既存の業界を破壊していく。しかし、本格的になるのは実はこれからだ。(鈴木傾城)

組織に所属するのではなく「インターネットに所属する」のがこれからの標準に

「組織に所属して生きる」というスタイルがアテにならなくなっている。組織はもう雇用者を最後まで守らない。途中で使い捨てする。利益重視の経営のために雇用者の賃金も最低賃金に収斂させようとしていく。組織にしがみついて生きるメリットが薄れている。時代はとっくの前に変わってしまっている。だから、若年層から新しい生き方が生まれているのだ。(鈴木傾城)

イノベーションの進化に遅れて苦しむ人たちの存在は「意図的」に忘れ去られる

どれだけITの重要性が増しているからと言って、誰にが明日からプログラマーやシステム・エンジニアに転身できるわけではない。仮に職業訓練を受けても、適性があるかどうか分からない上に、転身できる保障があるわけでもなく、才能が開花するわけでもない。むしろ、慣れた仕事で何とかならないのかと考えるのが人間だ。(鈴木傾城)

2020年代は間違いなく動画の時代になるが、ユーチューブ「一強」でいいのか?

2010年代のSNSも、やはりテキストが主体であったのは確かだ、しかし、この頃になると必ずしもテキスト「だけ」がコンテンツの主流であったわけではない。回線が太くなるにつれて高解像度の写真も、そして動画も見られるようになっていた。SNSが爆発的に広がると同時に、ユーチューブなどの動画コンテンツもまた驚異的な成長を見せていたのだ。時代は、「読む」から「見る」へと時代が変化していったとも言える。(鈴木傾 […]

タブレットのスタイルに慣れて徹底的に使いこなせた方が未来のために役に立つ

時代から取り残されても特に問題はない中高年は別にして、これから未来を切り拓いていく必要がある若年層は、パソコンみたいな時代遅れなものに注力するのではなく、誰よりも早くタブレットのスタイルに慣れて、徹底的に使いこなせた方が自分の未来のために役に立つ。(鈴木傾城)

人工知能によって文章が大量生産され、コモディティ化していく未来を自覚せよ

最適なアルゴリズムが与えられたら、人工知能は人間に変わって適切な文章を大量に生産できる。人工知能のアルゴリズムが強化され、バージョンアップされ、洗練されていけば、文章の大半は人工知能が書いたもので埋まることになる。そうなれば、「文章で書かれた成果物」は完全にコモディティ化する。(鈴木傾城)

世の中を見るためには、テクノロジー・リテラシーは必須の世の中になった

人工知能は、今後さまざまな部分に搭載される。ヘッドフォンにもメガネにも間違いなく搭載されていくだろう。また、私たちが今は誰も気づいていない部分にも人工知能が搭載されて世の中を変えていくはずだ。次のイノベーションは「今ある何かと人工知能を組み合わせたもの」で起きるのは確実なのだ。その「組み合わせ」で最も社会に必要とされ、莫大な利益を手に入れた企業が次の時代の巨大企業になっていく。(鈴木傾城)

着々と迫り来る人工知能の時代。ハイテクの知識武装で恩恵をフルに受けよ

これから私たちが見る「未来」は、今までとは次元の違うものになっていく。こうした時代には、裏側で何が起きているのかまったく知らないし関心のない人でも人工知能の恩恵を受けることができるが、より恩恵を受けるには私たち自身も知識武装が必要になる。(鈴木傾城)